【連続予約注文】AUD/USDの設定公開(年利:7.2%)(2019年7月)

AUD/USDの設定を公開します。

当設定は、「連続予約注文」向け(マネーパートナーズのスプレッドを使用してのバックテスト)に最新の3年間のデータをもとに設定しました、また、必要資金はリーマンショックを含む過去20年間の相場でも耐えられるように設定しています。

マネーパートナーズのスプレッドはリピート系システム提供業者の中で最狭であり、他の業者で設定する場合、スプレッドの影響を受ける低利幅でのパフォーマンスがやや低下しますが、それほど大きな差はないと思いますので、他社で運用される予定の方にも参考になるかと思います。

ただし、低スプレッド、100通貨単位での運用に対応しているのは、マネーパートナーズだけです。

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 当サイトの設定方針

当サイトの方針に従い、次の流れで設定を検証します。

  1. 過去10-20年の長期チャートを使って、「レンジ中央値」「想定レンジ幅」を設定
  2. 現在のレートが、「買」もしくは「売」のいずれにあるかを確認
  3. 「注文間隔」「ロット数」「資金」のバランスから仕掛ける価格帯を決定(10円程度の幅を目安とする)
  4. バックテストを実施し、最適な「利幅」を決定

1. 「レンジ中央値」「想定レンジ幅」「設定レンジ」「トラップ幅」

過去20年のチャートから「レンジ中央値」「想定レンジ幅」「設定レンジ」を設定します。また、トラップ幅は10pipとします。

2.「利幅」の設定

次に、「利幅」の設定を行います。これまでの項目は全てリスクから決定されましたが、「利幅」に関しては、リスクにはほとんど影響せず、リターンに大きくかかわります。MT4を用いたバックテストを実施して、最適利幅を検討します。

以下は、2014年7月から2019年6月までのバックテストの結果です(含み損の関係で、3年ではテストできず、5年としました)。

【テスト条件】

  1. 利幅は10pipから200pipまで5pip単位で変更しテストを実施
  2. スプレッドはマネーパートナーズ「連続予約注文」の通常スプレッドの値を適用
  3. かつては過去1年間のバックテストの結果も並行して実施していたが、期間が短すぎるため今後は3年間のテストのみとした。
  4. リターンのうち5%の差までは誤差とし、リターンの良かった利幅を赤で囲った。
  5. 他方、利幅を大きくしすぎると取引回数が減少するため、最大利幅は150pipとする。
  6. リターンの良い利幅のレンジのうち、最も小さい利幅のものを採用

150pip上限に従いかつ、かつ最もリターンの良かった利幅として、40pipを採用する。

設定利幅:40pip

必要資金:250万円(1000通貨単位での売買の場合。リーマンショックでもOK)

年間期待:179,674円

まとめ

今回は、マネーパートナーズ「連続予約注文」を利用するため、100通貨単位での取引を前提とし、次の設定値で運用する。

通貨ペア AUD/USD
売買
通貨単位 100
仕掛けレンジ 0.70-0.80
トラップ幅 10 pip
利幅 50 pip
必要資金 250,000円
期待リターン 17,967円(7.19%)

なお、繰り返しになりますが当設定はリーマンショックにも耐えることのできる設定となっております。

連続予約注文のメリットをまとめた記事です。

マネーパートナーズ「連続予約注文」が現時点で最高のリピート系システムである理由

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