
AUD/USDの設定を公開します。
当設定は、「連続予約注文」向け(マネーパートナーズのスプレッドを使用してのバックテスト)に最新の3年間のデータをもとに設定しました、また、必要資金はリーマンショックを含む過去20年間の相場でも耐えられるように設定しています。
マネーパートナーズのスプレッドはリピート系システム提供業者の中で最狭であり、他の業者で設定する場合、スプレッドの影響を受ける低利幅でのパフォーマンスがやや低下しますが、それほど大きな差はないと思いますので、他社で運用される予定の方にも参考になるかと思います。
ただし、低スプレッド、100通貨単位での運用に対応しているのは、マネーパートナーズだけです。
Sponsored link
当サイトの設定方針
当サイトの方針に従い、次の流れで設定を検証します。
- 過去10-20年の長期チャートを使って、「レンジ中央値」「想定レンジ幅」を設定
- 現在のレートが、「買」もしくは「売」のいずれにあるかを確認
- 「注文間隔」「ロット数」「資金」のバランスから仕掛ける価格帯を決定(10円程度の幅を目安とする)
- バックテストを実施し、最適な「利幅」を決定
1. 「レンジ中央値」「想定レンジ幅」「設定レンジ」「トラップ幅」
過去20年のチャートから「レンジ中央値」「想定レンジ幅」「設定レンジ」を設定します。また、トラップ幅は10pipとします。
2.「利幅」の設定
次に、「利幅」の設定を行います。これまでの項目は全てリスクから決定されましたが、「利幅」に関しては、リスクにはほとんど影響せず、リターンに大きくかかわります。MT4を用いたバックテストを実施して、最適利幅を検討します。
以下は、2014年7月から2019年6月までのバックテストの結果です(含み損の関係で、3年ではテストできず、5年としました)。
【テスト条件】
- 利幅は10pipから200pipまで5pip単位で変更しテストを実施
- スプレッドはマネーパートナーズ「連続予約注文」の通常スプレッドの値を適用
- かつては過去1年間のバックテストの結果も並行して実施していたが、期間が短すぎるため今後は3年間のテストのみとした。
- リターンのうち5%の差までは誤差とし、リターンの良かった利幅を赤で囲った。
- 他方、利幅を大きくしすぎると取引回数が減少するため、最大利幅は150pipとする。
- リターンの良い利幅のレンジのうち、最も小さい利幅のものを採用
150pip上限に従いかつ、かつ最もリターンの良かった利幅として、40pipを採用する。
設定利幅:40pip
必要資金:250万円(1000通貨単位での売買の場合。リーマンショックでもOK)
年間期待:179,674円
まとめ
今回は、マネーパートナーズ「連続予約注文」を利用するため、100通貨単位での取引を前提とし、次の設定値で運用する。
通貨ペア | AUD/USD |
売買 | 買 |
通貨単位 | 100 |
仕掛けレンジ | 0.70-0.80 |
トラップ幅 | 10 pip |
利幅 | 50 pip |
必要資金 | 250,000円 |
期待リターン | 17,967円(7.19%) |
なお、繰り返しになりますが当設定はリーマンショックにも耐えることのできる設定となっております。
連続予約注文のメリットをまとめた記事です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
もし少しでも記事がお役に立ちましたら、クリックにて応援いただけると嬉しいです。