
低コスト、100通貨単位対応など、取引条件面では圧倒的優位な、マネーパートナーズの連続予約注文ですが、設定が手間というのがデメリットとして挙げられます。
特に、逆指値注文(買いの場合は、現在価格より上のトラップ、売りの場合はその逆)が入れられないというのは致命的な欠点といわれています。リピート系システムで自動売買を行うには必須と思います。
しかしながら、少し工夫をすることで逆指値注文を入れることは可能なのです。
今回は、次の注文を例に逆指値注文の設定方法を紹介します。
- AUD/NZD
- 1.042
- 買い注文
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① 最初の注文を入れます(捨て注文)
- 初めに、設定したい通貨ペアを開き、注文方法の「連続予約」を選択します。
- その後、右上の歯車のマークをクリックすると、下図真ん中の詳細設定タブが開きます。
- 【連続予約設定】決済注文(利食い)設定、のところに利幅を入力します。
- その後、下の「設定を終了する」ボタンを押します。
次に、
- 売買で「売」を選択します。買い注文を入れたい場合は、最初の注文で逆の「売」を選ぶのがポイントです。
- 指値には、注文したい価格、ここでは「1.042」を入力します。
- 指値は先ほど設定した値を選択します。指値は選択しなくても構いません。
- 最後に、逆指値を設定します。注文価格より1pip上の値で設定します。
- これで最初の注文が設定できました。「続けて注文を入力する」をクリックして次の注文に進みます。
② 2回目の注文を入れます
- 連続予約条件を「前注文の新規約定時」に変更します。これを忘れると注文が入れられません。
- 売買は「買」に変更します。
- 指値は同じく「1.042」で設定します。
- 利食いは先ほど設定した90pipを選択します。
- 最後に、逆指値の値を削除します。
- これで2回目の注文が設定できました。「続けて注文を入力する」をクリックして次の注文に進みます。
③ 3回目以降の注文をいれます。
- 連続予約条件を「前注文の利食い約定時」に戻します。これを忘れても注文は入ってしまいますが、2回目から20回目までに注文が一度に入ってしまうという大変な事態になります。絶対に間違えないように気を付けてください。
- その後、「続けて注文を入力する」をクリックし、3回目の注文の設定が完了します。
- 4回目以降は、指値注文時と同じで、ひたすら「続けて注文を入力する」をクリックするだけです。
- 最後に「連続予約を完了し発注する」をクリックし、確認画面でOKとすれば逆指値注文完了します。
まとめ
1回目と2回目の注文を工夫することで、「連続予約注文」で逆指値注文を入れることは可能だということはわかっていただけましたでしょうか。
繰り返しになりますが、注意点としては、3回目の注文時に連続予約条件を「前注文の利食い約定時」に戻すことを絶対に忘れないことです。
私の一度戻し忘れてしまい、一度に注文が入って焦ってしまいました。
いろいろと注文に工夫が必要な連続予約注文ですが、手間をかけてでも、低コストかつ100通貨単位でのトレードは魅力的だと思います。
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