同じ大陸の通貨ペアは似た動きをする?通貨相関特性を活用したトレード方法

通貨ペアの中には非常に似た値動きをするものがあり、「相関性がある」などと呼んだりします。

リピート系システム運用に使えるような主要通貨ペアで類似性の高い通貨ペアをそれらを活用したトレード方法を紹介したいと思います。

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相関性の高い通貨ペア

「同じ地域の通貨ペアは同じ動きをする」と言われています。

代表的なケースを3つ紹介します。

いずれもぴったり一致とまではいきませんが、違う通貨ペア同士とは思えないくらい近い値動きをしていると思います。

 

(1)北米(USD/JPY、CAD/JPY)

北米に位置する、アメリカドルとカナダドルは非常に似た値動きをします。

USD/JPY、CAD/JPYの過去1年間のチャートを重ね合わせると次の様になります。

 

(2)オセアニア(AUD/JPY、NZD/JPY)

オセアニアに位置する、オーストラリアドルとニュージーランドドルも非常に似た値動きをします。

AUD/JPY、NZD/JPYの過去1年間のチャートを重ね合わせると次の様になります。

 

(3)ヨーロッパ(EUR/JPY、GBP/JPY、CHF/JPY)

ヨーロッパに位置する、ユーロ、ポンド、スイスフランも非常に似た値動きをします。

EUR/JPY、GBP/JPY、CHF/JPYの過去1年間のチャートを重ね合わせると次の様になります。

 

相関性を利用したトレード

リピート系システムで投資する場合、相場が逆方向に動き、損失を抱えることが最もリスクになります。

そこで相関性の高い通貨ペアの片方に買い、もう片方を売りを仕掛けることで含み損を抱えるリスクを抑えることが出来ます。

(例)AUD/JPYを買い、NZD/JPYを売る

 

リピート系システムで複数の通貨ペアでの運用を行う場合、似た値動きをする通貨ペアを組み合わせ、反対売買で仕掛けるとことリスクを抑えた運用ができると思います。

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