AUD/JPYのトラリピを運用開始。年利30%の設定を公開します。

NZD/JPYに続き、トラリピ第4弾としてAUD/JPYの運用を開始します。 これでアメリカ大陸とオセアニアの通貨ペアが出そろいました。

  • アメリカ大陸(USD/JPY、CAD/JPY)
  • オセアニア (AUD/JPY、NZD/JPY)
  • ヨーロッパ大陸 (EUR/JPY、GBP/JPY、CHF/JPY)

矢継ぎ早に4通貨ペアの運用を開始しましたが、今後は焦らず含み損が増えるなど動きが見えてきた時点で、次の通貨ペアの導入を考えたいと思います。 トラリピはとにかく焦らず、1にも2にもリスク管理です。

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当サイトのトラリピの設定方針

当サイトでは、次の流れでトラリピの設定を行っています。

  1. 過去10-20年のチャートからレンジ幅、レンジ中央値を設定
  2. 現在のポジションから、「買」「売」もしくはその両方で行くのか決定
  3. 「トラップ値幅(注文間隔)」「1回あたりの注文数量」と「資金」のバランスから仕掛ける価格帯を設定。
  4. バックテストにより、最適利幅を決定
  5. 仕掛けレンジを外れたら、設定見直し→1.へ

レンジ幅・レンジ中央値の設定

以下、過去20年間のチャートから次の通り、レンジ幅、中央値を算出します。

仕掛ける価格帯

マネースクエアのらくトラ運用試算表をつかって、100万以下での運用可能な設定を検証した結果、仕掛ける価格帯は75から85円のレンジとしました(トラップ値幅は0.1円)。

利幅の設定

(1) バックテスト(2017年12月から2018年11月の1年間)

過去1年間のバックテストの結果は次の通りです。

リターンは、値幅1.05円、1.15円、1.25円をピークに、0.4円以上のレンジでほぼ同じリターンとなっております。

(2) バックテスト(2015年12月から2018年11月の3年間)

過去3年間のバックテストの結果は次の通りです。

最もリターンが良いのは1.65円となりましたが、0.95円以上の利幅でほぼピーク帯と考えていいと思います。

 

以上から、1年のバックテスト結果を優先し、かつ同じリターンであれば狭い利幅を優先するというルールに従いたいところなのですが、0.4はやや狭すぎると判断しまして、1年のバックテストで一番利胆の良かった利幅のうち一番小さい、1.05円を採用します。また、トレール注文を設定しますので0.2円利幅を小さく設定します。

  • トレールなし:1.05円
  • トレールあり:0.85円 + トレール注文

なお、レンジを上抜け、または下抜けした場合は、再度設定を見直します。

必要資金

らくトラ運用試算表を使って必要な資金を計算しますと、当設定でのロスカット水準は72.50円で、必要資金は約81万円となります。 なお、当設定の期待リターンは約24万円(年)ですので、期待年利は30%となります。

75円に迫ってきましたら、資金の追加などを行ってロスカットを防ぐ策を講じます。

 

仮に過去20年のレンジ下限である57円まで下落した場合は、(72.5-57)x 10万=150万円さらに必要になります。

つまりは、当サイトの設定ですと、仕掛けレンジ下限75円付近まで耐えるのに必要な資金が、約81万円。過去20年のレートの上限である57円に耐えるにはさらに150万円の資金が必要になります。

 

なお、資金がそれほどないという方は、トラップ値幅を広く設定することで必要資金を押さえることが出来ます。

以下に、トラップ値幅を変更した時に必要資金をまとめてみました。

[資金目安]

トラップ値幅 仕掛けレンジ下限(72.5円) 過去20年のレンジ下限(57円)
0.1円 81万円 231万円
0.2円 41万円 116万円
0.3円 27万円 77万円
0.4円 20万円 58万円
0.5円 16万円 46万円

当サイトでは、仕掛けレンジ下限に耐えうる資金を目安に入金し、20年レンジ下限に耐えうる資金は入金せずにとっておく戦略でいます。 ただ。複数の通貨ペアを運用することでそのリスクは軽減できます。現在の4通貨ペアの運用状況を見ながら、対応を考えていこうと思っています。   ↓こちらが設定内容です(画面のスクリーンショット)

↓トラリピの始め方をまとめています。

トラリピの始め方。口座開設の方法を紹介します。

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