リピート系システムを1年間運用してみて

「トライオート」「トラリピ」でリピート系システムの運用を開始して1年が過ぎました。「連続予約注文」はまだ4カ月です。

いずれも、シュミテーションなどを十分行ったうえで、運用していますが、実際に資金を入れて運用してみるとまた違った感覚になることもあります。

運用開始前と今とで感じた違いなどを中心にまとめてみようと思います。

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当サイトの設定

リピート系システムのロジックは非常に単純で、だれでも少し勉強すれば容易に理解ができてしまうと思います。

重要なのはリスク管理で、考え方は人それぞれと思いますが、当サイトでは次のような方針で設定を行っています。

  1. 相関の高い通貨ペアを逆ポジションでセットで設定することで、リスク分散をはかる
  2. 全価格帯をカバーするのではなく、動きの大きい価格帯に絞ってトラップを仕掛ける

それにより、資金効率を高め、20%以上の年利が期待でき、実績でも約20%の利回りとなっています。

反面、想定レンジよりも大きく外れて変動した場合、ポジションがない状況となり収益が悪化する可能性があります。

しかしながら、そのようなケースはまれであり、仮に発生しても、過去20年のレートを元に、破綻はしない設定にしてますので、ひたすら耐えるか、利益で再度小さなトラップを仕掛けるなどの戦略で乗り切ることになります。

1年運用して感じたこと

① 暇

かなり暇です。ポジポジ病が発病しやすい私のような人は余計なことをせず、じっと耐える忍耐強さが必要と感じました。

逆に、忙しい人はほったらかしで行けるのでかなり楽だと思います。

 

② 利幅について

利幅は非常に重要と思っていたのですが、リターンの良い利幅は、バックテストの時期で大きく変わることがわかりました。

1年間で3回ほど期間を変えてバックテストを実施しましたが、振れ幅が大きかったです。ただ、変わらなかった傾向としては、大体50pipから少なくとお100pipくらいは利幅をとっておかないとパフォーマンスが大きく低下してしまうということです。

バックテストによっては200pipが最適利幅となることもあるのですが、利確の頻度がかなり少なくなり退屈になりますし、パフォーマンスも大きく変わるわけではないので、100pipくらいを最大利幅として設定するくらいがちょうどいいように思いました。

 

③ CFが得られることについて

私はあまりキャッシュフローにこだわって運用をしてきてなかったのですが、リピート系システムはキャッシュフローが常に得られる状況になります。

これは思いのほか気持ちいいいもので、キャッシュフローを重視してもは収益率にはあまり影響はないと知りつつも、やっぱり精神衛生上いいものだとおもいました。

実績ベースの税引き前で、年間120万円くらいのキャッシュフローが得られています。これは5000万円くらいのアパートをローンでかったときのキャッシュフローくらいの相当すると思います。

税引き後で月平均10万円のキャッシュフローが得られるようになりましたら、利益を出金し、元本分を減らしていくことで、ボーリスクでの運用を目指したいと思います。

【運用実績】トラリピ2018年11月からの週間収支公開(2019年11月10日更新)

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