リピート系システムで「トレール注文」は要る?要らない?

マネースクエアの独自機能である「トレール注文」は、現時点ではマネースクエアだけでの独自サービスとなっています。

「トレール注文」は、相場に強いトレンドができたときに大きく利益を伸ばすことが期待できる反面、変動が小さい相場では取引機会を減らしてしまい収支を落としてしまいます。

結局のところ、トレール注文を使うのか、使わないのか、どっちがいいのか、常にユーザーを悩ませている問題ではないでしょうか。

また、公式サイトでもかつては、トレール注文の有無で検証を行い、トレール注文を行った方がリターンが上がるという記事がありましたが、昨年くらいからは削除されたのか、閲覧できなくなっています。この状況もまたユーザーの判断を迷わせるところではないか。

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トレール注文が機能した例

以下は実際の私のトラリピの運用実績です。トレール注文は「あり」での運用しています。

大きな利益が出ている週は、それぞれ次の理由によるものです。

  • 2019年の年始の12万円は、「フラッシュクラッシュ」
  • 2019年7月末の7万円弱の収益は、「トランプ大統領の対中追加関税発動」

前者は比較対象がないので判断が難しいのですが、後者については、トレール注文なしで連続予約注文も同じ時期の稼働させておりましたが、収支はトラリピの2/3程でした。つまり、トレール注文が機能すると、このように大きく利益をとることができます。一方、その他の期間はトレールなしの方がトレードが多く、若干利益が出ていたと思います。

ここ数年の為替相場は比較的安定しており、上記2ケースのようなトレール注文が機能して大きな利益を上げるという状況はあまりありませんでした。つまりは、トレールなしの方が有利だったと考えられます。

しかしながら、トランプ大統領になり、彼の発言で相場が翻弄され為替相場が上下しやすくなっていることや、さらにはリセッション(景気後退局面)が近いといわれており、相場の調整局面がたびたびあることから為替相場が大きく変動する機会が増えています。

今年もすでに2回そのような局面があったことから、しばらくはトレールありの方が、有利になるのではないかと考えています。

相場が落ち着くまでは、トレールありで少しでも利益を伸ばしていく、これが今の相場にはあってると思っています。

 

トラリピの始め方

トレール注文が使えるのは、マネースクエアのトラリピだけです。

そもそもトラリピって何?という方や、始め方がわからないという方のために参考になるリンクを掲載しておきます。

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