
マネースクエアの「トラリピ」での運用を2018年11月から開始して半年か経過しました。
事前にバックテストを実施するなどしてシュミレーションはしていたとはいえ、実際に運用してみるといろいろと気づきがありました。
また、競合サービスもいろいろ出てきた中、今後の方針についても考えてみようと思います。
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リターン
総リターン
運用実績で公開しておりますように、現在の合計リターンは50万円を超えました。
全通貨ペアを運用した状態で年間100万円くらいのリターンを見込んでいた中で、最初から全通貨ペアを稼働させていたわけではない状況下、このリターンですので、総リターンはおおよそ期待通りで推移しています。
設定利幅
利幅については安定したリターンを得るために、小さめの設定としております(利幅を上げると取引回数が減りリターンがばらつきます)。その結果、ほとんどの週で収益が上がり、比較的安定して収益を挙げてりますが、これ以上利幅を広くするとリターンのばらつきが気になってくるかなと思います。
したがって、利幅の設定については今の方針のままで行こうと思っています。
トレール注文
トラリピの特徴として、他社にないトレール注文が設定できるという点にあります。トレール注文ができるというだけでトラリピを使っている人も多いと思います。
トレール注文は、相場の急変時に大きなリターンが見込める反面、レンジ相場ではトレードが少なくなりリターンが減るデメリットもありますが、年始のフラッシュクラッシュの局面では、うまく機能し大きなリターンを上げました。トレールがなければ、これほど大きなリターンは得られてなかったと思います(週間損益の推移の1月初めの週)。
通貨ペアごとの平均収支
実際の運用機関と収益から算出した最新の平均収支は次の様になっています。
USD/JPYとNZD/JPYのリターンが良いという結果となっておりますが、これは年始のフラッシュクラッシュ発生時のリターンが利いているためと思います。
その影響を除くと、比較的安定して利益を計上しリターンも良いAUD/JPYのパフォーマンスが良いように思います。
したがって、資金の関係で通貨ペアを絞って運用するという人がいれば、AUD/JPYが良いように思います。

含み損
リピート系システムは、常に含み損を抱え続けることが前提になります。
当然この半年間、ずっと含み損を抱えたままの状態が続きました。現在の含み損は約50万円で、ほぼリターンと同じという状況です。
なお、フラッシュクラッシュ発生時には含み損が70万円くらいまで一気に膨らみました。
運用資金は500万円ですので、まだまだ余裕がありますが、やはり少しひやひやいました。
含み損は実際の投資資金で発生すると想定以上のプレッシャーになるので、やや安全すぎるかなというくらいの多めの資金で運用すべきだと思いました。
競合他社
リピート系システムには多くの業者が参入してきています。
コスト面の競争も激しきなってきていますが、最近では100通貨単位での運用が可能な業者も出てきており、サービス面での差別化も見られ始めています。ユーザーとしては非常にありがたい傾向です。
100通貨単位の売買というのは、スプレッド以上に非常に価値のあるサービスと思います。例えば、複利運用などを考えた場合、私の場合1000万円まで資金が増えないとロット数がふやせず、複利で運用できません。しかしながら、100通貨単位で売買できれば、500万円の10分の1の50万円ごとにロット数を増やし複利で運用することが可能になります。
今後の方針
現在、トラリピ独自の「トレール注文」が機能しており、これも捨てがたいです。また、リピート系システムは常に含み損を抱えることが前提となるため業者の乗り換えも容易ではありません。
そこで、現在のトラリピはそのままで、トラリピの利益の半分を利益確定。残り半分をマネースクエアの連続予約注文に資金移動させ、トラリピメインで複利の部分を連続予約注文で行うようにする計画でいます。
トラリピの始め方
同じようにトラリピで、年100万程度の不労所得を得たいけど、そもそもトラリピって何?という方や、始め方がわからないという方のために参考になるリンクを掲載しておきます。
裁量の余地は全くないので、正しく設定をすれば全く同じリターンが得られます。
参考記事:「トラリピ」とは?
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